Norihitoブログ

50代からの人生のたな卸しをつづったブログです。

最も大切なことに時間を多く使う

時は金なり!時間の使い方

 

運送会社のドライバーとしての仕事にやりがいを感じた私は、

もっと良い仕事がしたい、もっとお客様に喜ばれる仕事がしたいと

思うようになりました。

と同時にもっと稼ぎたいという思いも強くなりました。。

運送会社の仕事は、歩合給があり、頑張れば頑張るだけ稼げると思っていました。

実際はそれほど大したことないのですが、少しでも稼ぎたい私は、

「どうしたらもっと稼げるだろうか?」と日々考えていました。

 

ある時、タイムマネジメントの本を見ていると

「欲しい成果に時間をたくさん使いなさい」

「実際に自分が何に時間を使っているかを調べてみなさい」

と書いてあります。。

 

そうか、時間の使い方か〜と思い、その日から毎日、自分の仕事での

時間の使い方をノートに書いてみました。

15分刻みで何をしたかをこまめに記入していきます。

そして1ヶ月間記入し終わったら項目ごとに集計します。

 

そこで気づいたことは、コーヒータイムや雑談の時間など思っていた以上に

どうでもいいことに時間を使っていることがわかります。

 

自分が欲しい成果(お金になること)に時間を多く使っているのではなく、

どうでもいいようなことに1日を費やしていたのです。

 

運送会社でお金になる仕事とは、荷物を集める(集荷)か荷物を配達することです。

配達は自分の力では増やすことは難しいですが

集荷は何とか自分で増やすことができます。

調査結果では、集荷に使っている時間は1日のうち1〜2時間程度でした。

 

だったら今後は集荷時間を出来るだけ増やそう。

コーヒータイムもなるべくお客様の所で取れないか?

集荷がなくてもお客様の所に滞在出来るようにできないか?

と考えました。

今までは用事が済んだらすぐに帰っていましたが、

お客様と会話をしたり、ちょっとした手伝いをしたり、

発送担当者だけではなく、他の従業員やパートの方と雑談したりと

お客様の所び滞在する時間を増やしました。

 

するとお客様の方から「この荷物、いつ頃着く?」とか

「この荷物をどこどこに送ったらいくら?」などと聞いてくれます。

私はすぐに調べて返事をしますと「じゃ、よろしく」とお願いされます。

そんなことを続けるうちに少ししか集荷がなかった私が、

1日中走り回るくらいに荷物が増えて売上=給与も増えていきました。

 

この教訓から「最も成果が欲しいこと、大切なことに時間を使う」という

考え方を体感しました。

 

50歳を超えて残りの人生の時間が残り少なくなってきて

大切なことに時間を使っているかな?とふと考えます。

仕事に多くの時間を費やしてきたけど、人生全体で考えた時、

家族、友人、自分の時間などを疎かににしてきたな〜としみじみ思います。

 

今からでも遅くないので人生で大切なことに時間を使うことを

今一度、考える今日この頃です。

 

今日はここまで。