Norihitoブログ

50代からの人生のたな卸しをつづったブログです。

潜在意識が成功のカギ!

 すべての人が「自己成長したい」、「稼ぎたい」、「仕事で成果を上げたい」

一言でいえば「成功したい」と考えている・・・と思っていました。

私も「成功したいか~」と聞かれれば「成功したい」と答えます。

 

 

人には、顕在意識と潜在意識があります。

意識と無意識、建前と本音ともいいます。

 

顕在意識では「成功したい」と思っていても、

潜在意識(本音)が一致していないと上手くいきません。

 

潜在意識は、送られてくるメッセージを正直にそのまま受け取りますので、

「私は成功者だ」と叫んでも「現実を見てみろ。成功にはほど遠い」と

思っていると潜在意識は『成功していない私』をインプットしてしまいます。

人生で成功を手に入れるには、潜在意識(本音)と向き合うことが大切です。

 

思考は現実化する

 

これは、ナポレオン・ヒルの有名な言葉です。

 

思考は現実化する_アクション・マニュアルつき | ナポレオン・ヒル | 個人の成功論 | Kindleストア | Amazon

 

17歳、板前見習い時代に購入した成功のためのプログラムを勉強し始めて

「成功するノウハウ」を必死で学びました。

成功している方の講演会にもたくさん参加しました。

多くの刺激を受けましたが私の潜在意識(本音)は、

「あの人に比べて自分は何も出来ていない、みじめ、自分には無理」という

ネガティブな思いでした。

 

思考は現実化していきますので、どんな思考を持つかが大切です。

ダメな私、みじめな私、自分には出来ない、ムリというネガティブな思考が

身についているとその通りになります。

 

成功とは習慣である!

 

成功とは、思考の習慣(考え方のクセ)で決まります。

私は、ネガティブでマイナス思考という考え方のクセとともに

他人と比較してダメ、ムリ、出来ないという思考を強化していました。

 

「私は何をやってもムリ」そんな自分に語りかけます。

「何をやってもなの?上手くいったことはないの?」

 

「出来るはずがない」

そんな時は「もし出来たとしたら?」

 

「中卒の私は成功しない」

そんな時は「誰がいったの?中卒で成功している人はいないの?」

 

などと自問自答して悪い思考のクセに疑問を投げかけます

そうすると上手くいったこと過去の経験や成功体験に意識が向き、

気持ちが前向きになります。

 

過去の成功体験は、自分に勇気を与えてくれます。

やってみようという自信がわいてきます。

そして、小さな一歩を踏み出すことができます。

そして、そんな自分が好きになり、応援したくなります。

 

その気持ちを味わいたくて次の挑戦を行い、それを繰り返していくうちに

いつの間にか、それが私の仕事(社員研修)になっていきました。

自分のネガティブな思考や性格を変えるために実践してきたことが

社員教育の事例として人に話すようになりました。

 

人と比べていて自己肯定感を下げていた私が、自分の心(本音)と

向き合い、思考のクセを変えていったとき、思考は現実化したのでした。

 

今回はこの辺で。

現在の我々は条件付けられている

条件づけが自分を縛り付けている 

 

私は、約20年間、社員教育に携わってきました。

社員教育は、人の潜在的な可能性を信じ、人が成長するきっかけを

つくることだと思っています。

 

話しは変わりますが・・・

人は、自分が自分に課した制限や条件付けの中で考え、生きているものです。

ずーと私は、「〇〇だから△△」と思っていました。

「中卒だから上手くいかない」

「貧しい家庭で育ったからいつまでも貧乏」

「いじめられていたから人間関係に自信がない」などなど・・・

 

世の中を見ると、学歴がなくて、貧しくて、ハンディを背負った人が

成功している方がたくさんいます。

そんな人のエピソードを聞くと「私にもチャンスはある」とやる気が

湧いてきてチャレンジします。

しばらくして壁にぶち当たると「やっぱりダメだ」とすぐ諦める・・・

その繰り返しをしていました。

 

17歳で自分で仕事を決め、アパートを借りて生活するようになってから

「自分の人生は自分で切り開くもの」という思いが強くなっていました。

今まで親や周囲の意見に従ってきた人生から

自分の意志で生きると決意できたのでした。

 

まず何から始めるか?

「そうだ!日本経済新聞を取ろう」と契約して読み始めました。

お店に来る常連さんから「日経新聞を読みなさい」と言われたことで

日経新聞を読めば人生上手くいくと思ったのでしょう。

 

いざ、新聞を取って読み始めても内容はよく分かりません。

そんなある日、小さな広告に目が留まりました。

「現在の我々は条件付けられている」という見出しと

像のイラストが描かれた広告でした。

 

サーカスの象と制限: エクセレントインターナショナルサクセススクール

 

その記事はこんな内容でした。

サーカスの像は大きな体で力も強いのに小さな杭に繋がれている。

本気になれば杭を引き抜くこともできるのに繋がれたままで一生を終える。

その像は、小さい頃に頑丈な杭に繋がれ、何度も逃げようと試みるが

杭は抜けません。その内に「自分は杭から逃れられない」と諦めてしまう。

大人になって無現の力を持っているにもかかわらず

「自分は杭からは逃げられない」と条件付けをしている。

同じことはあなたにも起こっていませんか?

 

こんな内容でした。

能力開発プログラムを販売する会社の広告でした。

私は、すぐにその広告を出した会社に問い合わせをして

資料を送ってもらい、当時30万円ほどする教材を買って勉強しました。

 

当時17歳の私の給与は5万円。

アパート代3万円。

貯金があるわけもなく、月賦払いで購入しました。

本来、17歳でローンは組めませんが何とか細工したらしいです。

(昔は適当だったのでしょうね)

教材高すぎるとか、騙されているとか、

そんなもので成功するわけないなど周りから言われつつも、

・本当の成功とは何か?

・セルフモチベーションの重要性

・夢を持ち、目標を鮮明にすること

・行動計画の立て方

・・・などを必死に教材から学びました。

だって元を取らないと損ですし(笑)

 

自分にとって価値ある目標を段階をおって実現していく

社員教育の現場で大切にしているのは、

人それぞれが持っている制限や条件付けに気づき、

その人にとって価値ある目標に向かって一歩を踏み出すサポートをすること。

私はサポート役なので最終的な決断はその人次第です。

 

15歳から料理屋さんで働きはじめたけど、

なかなか上手くいかずに自暴自棄になっていた私は、

自分で自分に課した制限や条件付けに苦しめられていたのです。

 

そして、大切なのは人と比べるのではなく、

自分にとって価値あることを目標とし、

少しずつでも階段を上がるように実現していくこと。

 

そのプロセスにより「これができた」「こんなこともできた」

「俺ってすごい」「次はこうしよう」という意欲がわいてきたのです。

 

そして、「〇〇だから人生すべて上手くいかない」という条件付けを

「〇〇でも人生は上手くいく」と書き換えることができるようになりました。

 

今回はここまで

 

 

 

 

 

 

 

すべての行動には肯定的意図がある!

すべての人は自分が正しいと思うことをしている 

 

私は、約20年間、人材育成・社員研修に携わってきました。

さまざまな研修プログラムを作ってきましたが、

その際、NLPという学問をベースにしています。

 

NLPとは、ニューロ・リンギスティック・プログラミングの略で、

日本語訳では、神経言語プログラミングといいます。

 

 

そのNLPの中に「肯定的意図」という考え方があります。

ネガティブな行動の中にもポジティブな目的があるというものです。

 

ja.wikipedia.org

 

人を動かす三原則

 

世界的ロングセラー「人を動かす」D・カーネギーの本にこんな内容があります。

凶悪な殺人犯である二丁ピストルのクローレーは、逮捕された後、

「自分の身を守っただけなのに、なぜこんな目に合わされるんだ」と。

自分の行動は正しかったのだと主張したといいます。

 

これは極端な例で、犯罪は法律で裁くのは当然ですが、

ここで分かることは、人の行動には本人が正しいと思っている目的がある

いうこと。

 

item.rakuten.co.jp

 

研修を行う際、受講生のネガティブな反応や態度に困らされることがあります。

明らかに話を聞く気がない人

他の受講生に迷惑をかける人

研修の雰囲気を邪魔する人など・・・

 

そんな人への対処法として、休憩時間などに話しかけて肯定的意図を探ります。

会社への不満、仕事や人間関係が上手くいかない・・・などの

愚痴や不満を聞いていくと、本当はその人が「もっと仕事で成果を上げたい」

「会社を良くしたい」「職場の人間関係を改善したい」など

ポジティブな目的を持っていることが分かります。

その行動の肯定的意図を聞き「なるほど」「大変ですね」と受け止めることで

その後の反応が変わることがあります。

 

私の肯定的意図は「自立すること」だった

どんな行動でも、その行動を取った肯定的意図に気づくことが大切です。

 

高校生活を1学期で終えた私は、親の知り合いのお寿司屋さんで

見習いとして働くことになりました。

 

ご夫婦でお店を切り盛りしている小さなお寿司屋さんでした。

そのご夫婦の家の仏壇が置いてある和室に住み込んでのスタートです。

朝10時から夜中2時まで働き、月3万円です。

 

いざ働くといっても15歳の私はツテもなく、親からの進められるままに

そこで働きましたが、嫌で嫌でたまりません。

夜中にお客様とお寿司を食べにくる厚化粧の飲み屋のお姉さまや

雀荘にお寿司の配達を頼むサラリーマンなどを相手にしていると

「自分は何をやっているのだろう」と落ち込む日々が続きました。

 

我慢できずに「やめたい」と親に相談すると、「次はこの仕事に行きなさい」

と言われるままに次のお店へ。

そこも長続きはしません。

親もいら立ちを感じているのが分かります。

 

ある時、とうとう私はプチ家出をして、

「仕事やアパートを自分で探すから口出ししないでほしい」といいました。

その時、初めて自分の意見を伝えることができました。

 

月5万円でしたが自分で仕事を探し、3万円のアパートを借りて生活を始めました。

17歳の時です。

 

今、自分の過去を振り返り、その時のことを考えます。

親に言いたいことを言えず、言われるがままに従うけど何をしても長続きしない。

家族からも周囲からも信用されず、孤立していく自分・・・

 

当時の私の肯定的意図は「自立すること」でした。

それに気づき、自分の意見を言うことができた時、

私は仕事へのモチベーションがわいてきました。

 

 

今回はここまで。

 

 

 

 

 

 

 

 

誰でも人生の分かれ道がある!

私の人生の分かれ道

 

 私は、19歳の時にトラック運転手で入社し、

33歳の時から約20年間、社員教育に携わってきました。

会社入社してくるさまざまな年齢、経歴、体験の方々に対して

研修を通じていろんな話しをしてきました。

 

新卒で入社してくる方には、有名大学卒業の方がたくさんいます。

中途で入社してくる方には、立派な経歴の方がおられます。

 

そんな方々を前に、中学しか行っていない私がモノを教える立場になり、

「人生はどうなるか分からないものだな」と思ったものです。

 

15歳の夏、「学校をやめて働く」という道を選ぶとき、

本当に悩み、不安でいっぱいで苦しみました。

この時が、私にとって人生の大きな分かれ道でした。

 

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「決めて、一歩踏み出す」ことが大事!

 

人生の大きな分かれ道にさしかかる時は、誰でも必ずあります。

進学するか?就職するか?

会社を退職するか?とどまるか?

この人と結婚するか?運命の人が現れるのを待つべきか?・・・などなど

 

どちらを選ぶにしても「決めて、一歩踏み出す」ことが必要です。

 

高校1年生の夏休みが終わるころ、私は退学して仕事をする決心をしました。

決して勉強が嫌いだったわけではなく、成績が悪かったわけでもありません。

 

私は8人兄弟の3番目に生まれました。

決して裕福ではなく、高校3年間の学費を払うのは大家族には大変でした。

私自身、中学生の時、上級生にいじめを受けていたこともあり、

学校生活に自信をなくしていました。

 

このまま学生生活を続けるか?

退学して仕事をするか?

この2つの分かれ道の前で、私は何日も部屋にこもって悩みました。

「できればこのまま何も決めたくない」と決めきれないまま

時間ばかりが過ぎていきました。

 

時間は私の悩みなど関係ないとばかり無情に過ぎていきます。

夏休みも終わりになり、親から「どうするのか?」と聞かれ、

私は「やめて働く」と返事をしたのでした。

学校生活という守られた道から社会で働くという道に

一歩、足を踏み入れることとなったのです。

 

選んだ道に準備されたストーリー

 

そのまま高校を卒業し、就職していたら違った人生だったのかもしれません。

大学に進学する道に進んだかもしれませんし、

 

中卒で社会に出て働くことはとっても大変でした。

「私は中卒です」という事実は、いつまでもついて回ります。

 

会話の中で「学校はどこを卒業したの?」と聞かれることがあります。

「私、学校行っていないです。実は・・・中卒です」と答える時、

恥ずかしくて仕方ありませんでした。

 

 

今、50歳を超えて人生の棚卸しながら、

15歳で働き出した頃のことを思い出します。

 

一部上場企業で社員研修を担当する立場になり、

今では「私は中卒です」と自分から開示できるようになりました。

「中卒の私でも大企業の社員の前で教えることができるのであれば、

みなさんの可能性はどれほどでしょう?」と言えます。

 

これが、15歳で選んだ道に準備されていたストーリーでした。

 

とっとも大変で、いつも後悔ばかりしてたけど、

あの時に選んだ道は間違ってなかったと今では思えるようになりました。

 

今回はここまで。

 

 

 

 

"幼少期のトラウマのせい"ではない!?

 アドラー心理学の解説本「嫌われる勇気」の中にこのようなタイトルがあります。

・トラウマは存在しない

・あなたの不幸は、あなた自身が選んだもの

・人は常に「変わらない」という決心をしている

このタイトルを読んだ時に衝撃を受けました。

 

私は、約20年間、研修講師として人前で話しをすることを仕事としています。

33歳の時、トラック運転手から研修講師になった当時から現在でも、

人前で話しをする時は、緊張して全身に大汗をかいてしまいます。

「この人たちは、私のことをどう思っているのだろうか?」と考えると

対人恐怖症だった幼少期の記憶を思い出します。

心理学者フロイトによる過去のトラウマが原因で、「人が怖い」、

「人前で極度に緊張する」という結果が生まれていると長い間思っていました。

 

しかし、アドラー心理学では、自分がそうなるように決めているというのです。

過去のトラウマが今の結果になったのではないと・・・

 

 

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目的を達成するための反応=心のプログラミング 

私は、「原因」⇒「結果」を結び付けようとしていました。

そうではなく目的を達成するために反応しているというのがアドラー理論。

 

私の幼少期は「不安」と「恐怖」の記憶しかありません。

いつも母親がいないと不安になり、幼稚園に行くのも一人では行けず、

幼稚園の友達にちょっと何か言われると、すぐ落ち込んで泣いてばかりいました。

家の外は怖い人ばかりとひきこもり、友達もいませんでした。

外で誰かに会うと恐怖でいつも「泣きそうな顔」をしていると言われていました。

いつも感情を抑えて自分の意見を言えないのです。

 

私がそうなったのは、両親のせい、周囲の大人のせい、兄弟のせいなど・・・

他人のせいでこうなったと他責にしていました。

しかし、原因を突きつめてみても、自分を変えることはできませんでした。

 

過去のトラウマが原因で今の結果を生み出しているのではなく

「目的を達成するためという内容は目からウロコでした。

私の対人恐怖症や人前で緊張する反応は、ある目的を達成するためというのです。

 

「自分がキズつかないため」「自分の心を守るため」に人を避け、

自分の世界に閉じこもり、傷つけないでほしいオーラを発していたのでしょう。

自分の生命(心)を守るための手法として、ひきこもりや対人恐怖症という選択を

していたのです。

 

人は目的を達成するための反応をする

長い期間、社員教育に携わっていると、いろいろな人に出会います。

会社で活躍して成果を出す人、やる気をなくして辞める人など、いろいろです。

会社にやりがいを感じることができれば、イキイキと働き定着も高まります。

 

過去のトラウマに囚われるのではなく、今の反応や行動が目的達成のためであると

いう考えを取り入れることで、研修スタイルも大きく変わりました。

自分の内面を探ることで気づいたことを次回、書いてみたいと思います。

 

今回はこの辺で。

 

 

ブログをはじめようと思ったきっかけ

はじめまして。

51歳になって、これからの人生について考えることが多くなりました。

今後の生き方を考えるとき、「今まで自分がどんな生き方をしてきたのだろう?」

過去の棚卸しから始めました。

みなさんは、過去の自分、これからの人生について考える時ってありますか?

今、ちょうどそんな時かもしれないし、先のことはあまり考えないという方、

いろいろでしょうね・・・

 

人生のたな卸しをノートに走り書きしながら、

「恥ずかしいけどブログに書いて発信してみよう!」と急に思いました。

分かれ道で迷う人のイラスト(男性) | かわいいフリー素材集 いらすとや

こんな内容のブログです

私は、33歳から現在まで約20年間、大手物流会社で社員教育に携わってきました。

グループ全体で3万人の社員に対して、研修プログラムの作成、企画立案、

研修講師などを行っています。

 

そんな私ですが、実は一部上場企業で社員教育ができるほどの経歴ではありません。

中卒の学歴しかなく、地元(田舎)の運送会社でトラック運転手をしてた私が

なぜ、一部上場企業の人材育成を担当するまでに至ったのか?

そして、今後の自分の生き方について考えよう!

こんな内容のブログです。

 

私の経歴はこんな感じ

①幼少期 - ひきこもり、対人恐怖症

②中学校時代 -上級生からのいじめや暴力

③高校中退 - 家族9人の大家族という経済的理由もあり1学期で中退

④模索15~19歳 -和食料理屋で丁稚奉公(職場を転々として長続きしない)

⑤19歳~ 家出。地元(佐賀)の運送会社でトラックドライバーとして就職

      20歳で結婚、出産。

⑥33歳~ ドライバー教育担当者として本社所属に(福岡)

⑦48歳~ 親会社に転籍、全国で働く社員への研修を行う。

      研修コンテンツ開発、教材のWeb化、社員教育の企画立案を行う。

 

今回はここまで。